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熊本市でペットと同伴・同行できる避難所一覧!受け入れ可能動物の条件

熊本県熊本市が「ペットと一緒に過ごせる避難所」として、九州動物学院と協定を結びました。
民間としての提供ですが、今後は市としての提供も準備しています。

九州動物学院は同伴避難が可能で、同行避難とはまた異なります。
大規模の避難所になりますので、ペットを飼っている方は場所などを覚えておくと安心ですね。

本記事では、熊本市でペットと同伴避難、同行避難ができる避難所をそれぞれまとめています。

熊本市が「ペットと入れる避難所」を開設

熊本では、過去2020年9月に台風10号の接近により、ペットと同伴避難できる避難所を急遽開設。
開放された施設は「アクアドーム」で、もともとはペットを連れてこない避難所として利用ができました。

その中で、ペットを連れている方の要望もあったため、途中でペットの同伴避難をOKとし、誰でも利用できるように変更しました。
しかし、「ペットのニオイが気になる」「ペットの鳴き声が気になる」という声も多くあがったのです。

この点を課題とし準備を進めた結果、2021年5月に九州動物学院と協定を結ぶことにしました。

県内初の試みであり、今後災害が予見される、発生した場合に「ペット同伴避難所」が利用できるようになります。

同伴避難と同行避難の違い

今回、熊本市で協定が結ばれた九州動物学院は、ペット同伴避難所です。
災害が予見される場合や災害発生時にペットと一緒に避難する際、同伴避難と同行避難の2種類があります。

かなり大きな違いがありますが、自治体や役所によっては詳細があまり書かれていないところもあります。
そのため、よくわからないしペットがいるから避難できないと悩む方も少なくないのです。

それぞれの違いは以下のようになっています。

同伴避難 ペットも人間の生活エリアで一緒に過ごせる
※ただし、ケージに入れておかなくてはいけない
同行避難 ペットは避難所の外または車に入れておかなくてはいけない
人間の生活エリアに入れることができない
※専用スペースが用意されている自治体もある

原則として、どちらもペットを連れて避難所に行くことはできます。
しかし、避難所で同じ空間、生活エリアで過ごせるか過ごせないかという違いがあります。

同伴避難の場合は、屋内で同じ生活エリアで過ごせますが、ケージに入れておかなくてはいけません。
それでも一緒の空間にいることができます。

一方で、同行避難の場合、人間と同じ生活エリアで過ごすことはできません。
避難所の外で雨風等がしのげる安全な場所か、車を持ってきて車の中に入れておく必要があります。
自治体によっては柵などで囲った専用スペースがある場合もありますが、基本的に屋内で一緒に過ごすことができないのです。

ちなみに、災害が予見される、発生した場合は、「ペットと同行避難」が原則です。

2013年に環境省が「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を作成しました。
その後、2018年に「人とペットの災害対策ガイドライン」へ変更・改訂しています。

あくまで同行避難なので、同じスペースにいることができないことが多いため、ペットがいる方は一緒に避難するというハードルはまだまだ高いのが現状です・・・。

熊本は、過去の震災や災害での課題を活かして取り組みを始めてくれた貴重な例の1つとなりました。
その点を踏まえて、今後災害が予見される場合、災害発生時に利用できる避難所をそれぞれご紹介します。

熊本市で同伴避難できる避難所

熊本市でペットと同伴避難できる避難所は、現時点で1箇所しかありません。
同伴避難はペットと人間が同じ生活エリアで過ごすことができるので、覚えておくと安心です。

名称 九州動物学院
所在地 〒860-0811
熊本県熊本市中央区本荘6丁目16-34
電話番号 096-362-0111
アクセス 熊本駅から徒歩20分
駐車場 なし
※近隣のコインパーキングをご利用ください
ホームページ 九州動物学院
受け入れ可能世帯数 150人~200人
開設される条件 ※詳細はまだ未定
※2020年9月の台風10号レベルの災害が基準になる可能性あり
その他特記事項 フード、ケージ等の必要なものは持ち込む必要有り

※以下、熊本市市役所 危機管理防災総室にて電話で問い合わせたことをまとめています。

九州動物学院は、民間としての避難所提供となります。
行政と協定を結んでいますが、現時点で具体的な開放条件はこれといってなく、基準となるのは2020年9月の台風10号ぐらいの災害が予見される場合という回答がありました。

この時の台風10号は、中心気圧930ヘクトパスカル、風速50メートル以上という特別警報級。
特別警報は、警報の発表基準をはるかに超える際に発表されますが、地域の災害対策を担う都道府県知事及び市町村長の意見をもとに決められます。

基本的には、特別警報級に達したら開放されると考えて良いでしょう。

収容人数は150人~200人ほどになりますが、その時の状況で変わってきます。
密を避けるために人数制限がかかることもあるため、避難勧告が出たら早めに確認し、避難所に行くのが良いですね。

熊本市で同行避難できる避難所

現在、熊本県熊本市の指定避難所は257施設あります。
原則として、全ての避難所で「同行避難」はOKとしていますが、その時の状況によってペットとの同行避難が断られることもあります。

また、全ての避難所が開放されるとは限りません。
緊急性がどのぐらいあるか、どのぐらい危険かによって、開放される施設が限定される場合もあるため、市役所や各施設に問い合わせが必要になります。

この時、ペットとの同行避難が可能かもあわせて聞くようにしましょう。

熊本市の避難所一覧は、市役所のホームページをご確認ください。

熊本市の指定避難所一覧(熊本市市役所ホームページ)はこちら

受け入れ可能な動物の条件

ペットと一口にいっても、様々な種類がいます。
各避難所では全てのペット、動物の受け入れができるわけではなく、一定数の条件があります。

同伴避難 ケージに入れられる小型犬や猫
鳥小屋に入る鳥類
うさぎ、ハムスターなどのげっ歯類
同行避難 ケージに入れられる小型犬や猫
鳥小屋に入る鳥類
うさぎ、ハムスターなどのげっ歯類
※車で過ごす場合は自己責任できちんと管理できるなら大型犬もOK

同伴避難の場合、飼い主と同じ生活エリアで過ごすため、持参したケージに入れられる小型犬や猫、鳥、うさぎなどのげっ歯類に限定されます。

同行避難の場合も同伴避難と同じく、ケージに入れられるペットに限定されます。
ただし、避難所の駐車場に停めて車の中で過ごす場合は、大型犬もOKですが自己管理をしっかりと行ってください。

また、どちらのケースも飼育が禁止されている危険生物類はケージに入っていたとしてもNGです。

熊本市の今後の取り組み

熊本市役所の防災科の方にインタビューしたところ、今後ペットと同伴避難ができる施設は増やしていくそうです。
民間としての施設は九州動物学院のみですが、市としての施設提供も準備中といっていましたので、ペットがいる方にとって避難しやすい環境が徐々に整っていくと思います。

また、現時点で同伴避難ができる施設は1つのみですが、その時の状況によっては臨時で開設されることもあります。
いつ何が起こってもいいように、ペットの避難グッズも準備しておきましょう。

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